野菜の芯や果物の皮、いつも捨てちゃうあの部分を活用してみませんか?

料理する際、野菜の皮や芯はどうしていますか?ゴミ箱にそのままポイ、はもったいない!野菜の芯や果物の皮にも、多くの栄養素や旨みが含まれているんです。今回は、いつも捨ててしまうその部分を大活用!おいしく食べられる調理の仕方をご紹介します。

ブロッコリーの芯はつぼみよりも栄養豊富!

カロテンやビタミンE、鉄など多くのビタミン・ミネラルを含む、栄養豊富なブロッコリー。とくにビタミンCがたっぷり入っており、つぼみの小房部分4つ程度で、1日に必要なビタミンCが摂取できてしまいます。成人男女の場合、1日の推奨量が100mg(2015年版食事摂取基準)なので、生食ならそれ以上が賄えてしまいますね。通常ビタミンCは加熱すると消えてしまうのですが、ブロッコリーについては加熱しても半分の54㎎程度は残ります。

そして…、じつはつぼみよりも栄養豊富なのがブロッコリーの” 茎”の部分。ビタミンCとカロテンの含有量はつぼみを上回ります。こちらを捨ててしまうのはもったいないのです。

ブロッコリーの芯を調理する際は、周りの固い部分を削ぎ落とすようにして1分ほどゆでるのがコツ。そのまま塩やマヨネーズと食べても美味しいですが、ラー油やニンニク、塩などと和えてザーサイ風にも楽しめます。その他、ニンジンやゴボウと一緒に炒めれば彩りにも。色々利用でき、料理の幅も広がります。

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とうもろこしの” 芯”で甘みアップ!

とうもろこしは初夏~秋が旬!甘みも旨みも蓄え、これからが一番美味しい時期が楽しめます。腸内環境を整えてくれる食物繊維や、タンパク質、ビタミンB群など栄養価も高いとうもろこし。実だけでなく、頭のヒゲや芯の部分もぜひ活用してほしい野菜なんです。

絹のような見た目のヒゲ部分は「コーンシルク」と呼ばれ、カリウムや鉄分が豊富。昔から生薬として使われるほど重宝されてきました。天日干しなどで乾燥させてお茶にすると美味しく摂取できますが、コーンスープを作る際に一緒に煮て、最後に濾すだけでも十分栄養が摂れます。

芯の部分にも、うま味成分がたっぷり。コーンスープはもちろん、炊き込みご飯を作る際も、実と一緒に芯も炊き込みましょう。実だけで作る時よりも甘みがグッと増し、濃厚な味わいになります。

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くず野菜も立派な出汁「ベジブロス」に!

調理の際、必ず出る食べられない部分。玉ねぎやにんじん、じゃがいもの皮などはその代表格ですよね。でも、ニンジンの皮にはβカロテン、玉ねぎの皮には抗酸化ポリフェノールの一種ケルセチンなど、食べられる部分と同じように栄養素が多く含まれているのです。これらを有効活用するには、野菜出汁「ベジブロス」にするのがおすすめです。

使う野菜は基本的に何でもOK!ネギの根っこ、セロリの筋、ピーマンの種、トマトの皮などもおすすめです。ただ、玉ねぎの場合汚れやカビがついているので、外皮は捨てた方が良いでしょう。じゃがいもの皮を使う際は、毒性のある芽をしっかり取り除いてくださいね。

残留農薬が気になる方は、野菜がかぶる程度の水に重曹小さじ1程度を入れ、数分つけ置きすると、ある程度の農薬を落とすことができます。無農薬野菜ならこの手間も不要です。調理の際に冷凍しておき、鍋一杯程度に溜まったらネット等に入れ、少量のお酒とともに水からコトコト30分程度煮ていきます。最後はしっかり濾せば、栄養素が詰まったベジブロスが完成です。

果物の皮も活用できます!みかんの皮は、油汚れの掃除に最適。裏側の白い部分でガスコンロなどをこするとキレイに落ちます。天日干しや電子レンジで乾燥させておけば、入浴剤のようにも楽しめます。

同じ柑橘類のレモンの皮は、電子レンジの掃除に使いましょう。1分ほど電子レンジで温め、そのまま磨くと汚れが落ち、良い香りも広がります。リンゴをむいた後の皮や芯でシンクを磨けば、気になるくもりやヌメリが一掃!キレイに落ちるので、料理を作るついでに簡単な掃除もできちゃいます。

いつも何気なく捨ててしまっていた皮や芯を無駄なく活用!栄養が摂れるだけでなく、ゴミも減らせます。どれも手軽に試せるものばかりなので、ぜひ始めてみてはいかがでしょうか。

 

文:田窪 綾