まな板は【お湯で洗わない】のがコツ!包丁・まな板の汚れ取り・消臭術

料理する時の必須アイテムである「まな板」と「包丁」。みなさんは普段、どんな風に洗っていますか?熱いお湯の方がしっかり汚れや匂いが落ちる気がしますが、肉や魚を切ってすぐの場合【お湯で洗わない】方がいいんです。

今回は、まな板や包丁の汚れ落としや匂い対策に注目!効果的な方法をご紹介していきます。

60℃以上のお湯はNG!まな板に汚れが固まります

肉や魚を切った後のまな板。使った直後に汚れを落とすつもりで、お湯をかけてはいませんか?肉や魚、卵はタンパク質のかたまり。熱すると凝固する性質のため、60℃以上のお湯をかけるとまな板に汚れや匂いが固まってしまいます。こうなるとスポンジでこすっても落ちにくくなり、逆効果に。まな板にこびりついてしまったタンパク質は雑菌を繁殖し、食中毒を引き起こす原因にもなってしまいます。

まな板は「流水である程度の汚れを落とし、それから洗剤+スポンジで洗う」のが正しい洗い方です。熱湯をかけるのは、まな板を洗ってしっかりすすいでから。ここで初めて熱湯が殺菌消毒の役割を果たします。また、できればまな板は野菜・肉・魚用と分けて使用するのがベストです。野菜だけを切った場合は、洗剤を使わず水でサッと流すだけでもOKです。

木のまな板のお手入れ法

まな板には木製のものと、プラスチックなどの樹脂製のものがあります。これらはそれぞれ、お手入れの方法も変わります。木製の場合は柔らかく手になじみやすい反面、キズが付きやすいデメリットもあります。使用する場合は、食材を乗せる前にまず両面を水で濡らしましょう。水分でコーティングすることで、あらかじめ汚れや匂いをつきにくくさせる効果があります。

まな板・包丁を使用している最中も、清潔な濡れふきんを横に置いて、食材を切るたびにサッと拭き取るのがおすすめです。使用後はタワシなどで洗い、すすぎを十分に行ってから日陰で十分に乾かすのが効果的。直射日光に当ててしまうと、変色や反り返りの原因になりますので注意しましょう。

樹脂製まな板のお手入れ法

プラスチックなどの樹脂製のまな板は、木製よりも包丁のキズは付きにくいのがメリット。洗剤をつけたスポンジで洗い、よくすすげばOKです。熱湯消毒をする際は、この後のタイミングにしましょう。また、白いまな板にニンジンやトマトなどの着色汚れが付いてしまった場合は、よく洗ってから直射日光に当てると色が薄くなります。

魚のイヤな匂い、どう取る?3つの匂い消し方法

生魚を調理すると、まな板や包丁に生臭さが残ってしまいがちですよね。このイヤな臭いを取るには、3つの食材で対策を取りましょう。

①お酢を使って消臭

お酢にはクエン酸が含まれているため、タンパク質のようなアルカリ性のものを中和する効果があります。2倍程度に薄めた酢水をふきんに染み込ませ、まな板や包丁に浸透させると匂いが気にならなくなります。レモンなどのかんきつ類を使っても、同じような効果が得られます。

②塩でこすって消臭

まな板に塩を振りかけてこすり洗いするのも効果的。木製まな板ならタワシで木目に沿って、樹脂製ならスポンジでゴシゴシこすり、水でしっかり流します。細かな塩粒が包丁キズに入り込み、消臭効果を促すことができます。

③ショウガの消臭効果も期待値高め

まな板や包丁に残ってしまった魚の生臭さは、ショウガでも取り除くことができます。使いかけのショウガを、まな板や包丁に直接こすりつけるだけ。数分置いてからタワシやスポンジでしっかり洗い、流水で流してみてください。ショウガ臭さはそれほどなく、スッキリと匂いが解消されていることと思います。

毎日使うものだから、手軽にしっかり対策を!

まな板や包丁は料理をする上で欠かせない調理器具。食中毒のリスクやイヤな匂いを取り除き、いつでも楽しく安全に料理を楽しみたいですよね。今回ご紹介した方法はどれも特別な材料などを使用しないやり方です。雑菌が気になる今の時季から、ぜひ試してみてくださいね。

文:田窪 綾