マンネリから脱出!近年のトレンドから見る『変わり鍋』を自宅で楽しもう!

自宅で鍋料理を楽しむ人が多いこの時期。みなさんはどんな鍋を楽しんでいますか?今は趣向を凝らした鍋スープが多く販売されていますが、いつも同じようなスープや具材になってしまう…という方も多いのではないでしょうか。

そこで近年のトレンドを踏まえて、ちょっと目先の変わった鍋料理をピックアップしてみました。そのほか、海外で親しまれている鍋料理も合わせてご紹介していきます。

【振り返り】2018年の鍋トレンドは『激辛&動画映え』

まずはここ数年の鍋トレンドを振り返ってみましょう。

およそ2500点の鍋セット商品を揃える楽天市場。その楽天が2018年当時、調査して導き出した鍋トレンドが「マー(麻)活」です。辛さは「ラー(辣)」、「マー(麻)」は痺れ。この年は辛いだけでなく痺れる感覚を楽しむ料理が大ブームに。鍋商品では花椒を使った「麻辣スープ」と漢方入りの「薬膳スープ」を組み合わせた火鍋セットが人気でした。

また、この年はインスタ映えから発展した『動画映え』もトレンドに挙げられました。料理レシピは動画での紹介が増え、Instagramは多くの人が「ストーリー機能」を使い、気軽に動画をアップするようになっています。

鍋業界にも動画映えに注目。とろける・のびるチーズをたっぷり使ったムービージェニックな鍋セットが多数販売されました。中には、花椒を使ったしびれ鍋にチーズを加えるようなハイブリッド鍋も。

また近年では火鍋に使うような取り外し可能の仕切り鍋や、家庭用の小ぶりなおでん鍋も売れ行きが上がってきています。調理器具そのものに着目し、より本格的な見た目と味を楽しめる方も増えているんですね。

2019年の鍋トレンドは『発酵』に注目

昨年『2019年のトレンド鍋®は“発酵鍋”』と発表したのは株式会社ぐるなびです。“発酵鍋”とは、味噌や甘酒などの日本古来からある食品や、キムチ、チーズなど海外から伝わった発酵食品を具材やつけダレとして使用している鍋のこと。“発酵”をワード検索する頻度が2年で4.5倍に上昇し、消費者の関心の高さがうかがえることから、発酵鍋をトレンドにあげています。

 

 

鍋に辛みのあるキムチやチーズを使う流れは2018年以前からあるものの、発酵そのものに注目が集まったのはやはり2019年の特徴ではないでしょうか。

ぐるなびの発酵鍋紹介ページでは、甘酒をベースにしただし汁を使う「甘酒しゃぶしゃぶ」や、ホイップしたチーズクリームを具材の上に高く盛り付けたインスタ映え重視のチーズ鍋など、インパクト抜群の鍋が取り上げられていました。

https://corporate.gnavi.co.jp/release/2019/20190904-019163.html

市販の鍋スープでも、味噌と豆乳をブレンドしたスープや、鰹節とおからを発酵させただし入りの鍋つゆが発売されるなど、2020年も引き続き発酵のトレンドは続きそうです。

自宅でできる、ちょっと変わった『世界の鍋』

家で鍋を楽しむのは日本だけではありません。アジアやヨーロッパでも愛される鍋料理があります。ここでは家庭でも楽しめるような、身近な材料で作る世界の鍋をご紹介します。

豚のスペアリブとじゃがいもを煮込んだ「カムジャタン」は、韓国のソウルフードとも言える鍋。

スペアリブとじゃがいもをメインに、長ネギやキノコ類などお好きなものでOKです。ゴロゴロと大きくカットした具材に、おろしにんにくやコチュジャン、すりごまなどをたっぷりと加えて煮込むため、食べ進めるたびに体が温かくなります。より本格的な韓国鍋に近づけるなら、えごまを入れるのがおすすめです。

東南アジア・タイで人気の鍋料理と言えば「タイスキ」。“タイ風のすき焼き”に由来していると言われており、食べ方も日本の寄せ鍋と似たスタイル。野菜や魚介類、肉団子を煮込み、タレにつけながら食べます。辛くないのでお子さんでもOK。タレはお好みですが、きざみニンニクやライムの絞り汁、ナンプラーや唐辛子などを入れても。

テンションが上がる鍋といえば、やはりチーズ系!スイスの郷土料理「チーズフォンデュ」は日本でもよく見るようになった鍋料理です。溶かしたチーズと白ワインをよく温めるだけ。特別な器具は不要で、ガスコンロと自宅にあるような小さい鍋で十分代用ができます。

具材はフランスパンのほか、ゆでた野菜やウインナーなどお好みの材料で大丈夫。食べ終わった後、鍋に張り付いたチーズをパリパリとはがして食べるのも楽しみのひとつです。

簡単で楽しい!今年は変わり鍋を楽しもう!

近年の鍋トレンドから、自宅でも簡単に楽しめる鍋ラインナップをご紹介しました。いつもとは少し変わった鍋は、家族の食卓にも、気の置けない友人との食事にも盛り上がりそうです。時間のある週末などに、色々な鍋料理を楽しんでみてくださいね。

文:田窪 綾